イルミネーションイベント「大阪・光の饗宴2021」が11月3日、始まった。
「御堂筋イルミネーション」と、中之島で開催される「OSAKA光のルネサンス」の2つのプログラムを中心に開催する同イベント。大阪の夜を彩る「希望の光」をテーマに、コロナ禍でも人々が明るく元気になるよう願いを込めて開催するという。今年で9回目。
御堂筋イルミネーションは毎年、久太郎町3丁目交差点付近に特設ステージを設けて点灯式を行うが、今年はコロナ禍を受けて中止。昨年に引き続き、御堂筋の一部を歩行者天国にしたイベント「御堂筋オータムパーティー」も中止になった。
イルミネーションは梅田の阪神前交差点から難波駅までの全長約4キロを彩る。6種類の色のフルカラーLEDライトを使っており、2015(平成27)年には「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」としてギネス記録に登録されたという。
イルミネーションは17時前に点灯。歩道では友人同士で記念撮影したり、自撮り棒で動画撮影したりする人などの姿が見られる。大阪府・都市魅力創造局の中前潔さんは「コロナ禍の中、思いを未来へつなげ、明るく元気になるような風景を演出している」と力を込め、多くの人に足を運んでほしいと呼び掛ける。
点灯時間は17時ごろ~23時。御堂筋イルミネーションは12月31日まで(「大阪・光の饗宴2021」は2022年1月31日まで)。