イタリアンの店「ウツボーノ~本町の愉快な食堂~」(大阪市西区靱本町1、TEL 06-6444-2888)が8月、オープン5周年を迎えた。
店舗面積は20坪で、席数は20席。メニューはパスタが中心だが、コロナ禍を受けてカレーメニューの提供も始めたという。店長の柳澤啓太さんは「カレーはタイのイエローカレー。デリバリーできるメニューとして開発した」と背景を明かす。
パスタの麺は生パスタを使い、もちもちした食感にファンが多いという。メニューはトマトソースやカルボナーラ、ペペロンチーノベースなど約30種類そろえる。人気があるのは「ベーコンとほうれん草の緑カルボナーラ」(940円)と名付けたバジルソース入りのカルボナーラと話す。柳澤さんは「たっぷりトマトとモッツァレラのトマトソース(900円)も人気で、週4で食べに来る常連さんもいる」と胸を張る。
ランチメニューに添えるバゲットは10種類を用意。バターやガーリック、めんたいこ味のほかピーナッツクリームや小倉あんなどのバゲットを選ぶことができる。「バゲットには月替わりの味も。今月はずんだペーストのバゲットを出している」と説明する。
長引く飲食店の時短営業要請を受けて、店舗をレンタルスペースとして貸し出しているという同店。婚活パーティーなどで利用されたことがあるという。柳澤さんは「レンタル品にはビールサーバーも用意している。サービスは継続予定なので、コロナ収束後は飲み会などで利用してもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は、11時~15時、18時~23時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし)。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。