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靱公園そばにスペイン料理と和食バル 古民家改装「点と線が縁になる場所に」

店主の一人・水間基晴さん。壁にかかる絵は枚方出身のアーティスト・山中冨生さんの作品で「点と線が縁になるイメージ」で描かれているという。

店主の一人・水間基晴さん。壁にかかる絵は枚方出身のアーティスト・山中冨生さんの作品で「点と線が縁になるイメージ」で描かれているという。

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 スペイン料理と和食のバル「TEN TO SEN(テントセン)」(大阪市靱本町1、TEL 06-6441-0880)が7月4日、大阪・本町にオープンした。

ワインにも合う「バスクチーズケーキ」

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 経営は不動産や家具制作、飲食店などを手掛ける「TREE-C(スリー・シー)」。店は4人いる店主とシェフの合わせて5人で切り盛りする。広報の土方敦也さんは「美食の街として有名なスペインのサン・セバスチャンのバルと日本の立ち飲み店をミックスさせたイメージの店。その日の気分でスペイン料理、日本食を選べる店にした」と説明する。

 店舗面積は約25坪で、席数は26席。古民家を改装した店舗は1階は立ち飲みスタイル、2階は掘りごたつ席としてグループ利用ができる。土方さんは「2階は靱公園に来るファミリー向けに、床を柔らかい素材にするなど子ども連れでも利用しやすいようにした。ママ会などでも利用してもらえたら」と呼び掛ける。

 バルメニューは店主とシェフのそれぞれのお薦めがあるといい、土方さんは「スペイン料理ならスキレットで出す『ムール貝の白ワイン蒸し』(430円)がお薦め。和食ではラッキョが入った『ポテトサラダ』(330円)も人気」と言う。

 店名には「点が線となり、縁になれば」という思いを込めたという。「店が人と人の出会いの場となり、個性が縁になり広がっていけば」と期待を寄せる。 

 営業時間は18時~24時(時短要請中は17時~20時、酒類の提供時間・利用人数は大阪府の要請に従う)。水曜・日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。

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