食器の店「うつわ屋Meetdish(ミートディッシュ)」(大阪市中央区本町4、TEL 06-6266-6006)が6月23日、オープン15周年を迎える。
店舗面積は1階20坪、2階10坪。同店は靱公園の南側、靱本町1丁目でオープン。2010(平成22)年10月に現在の場所へ移転しリニューアルした。店内で扱う食器は作家物が中心で、陶器や磁器、ガラス食器などをそろえる。皿や小鉢、飯碗などの食器のほか箸やスプーンなどのカトラリー類も販売する。
店主の磯部幸太郎さんは大阪狭山市の出身で、実家も作家物を扱う食器店だったという。扱う器は作家性を大切にしているといい、月に2回、2階のギャラリーフロアでは展示会を開いている。
15年を振り返り「今は以前より、個性的な器を求めている人が増えている」と言う磯部さん。客層は個人で買い求める人のほか飲食店のオーナーなどで、コロナ禍以前は、日本の食文化や器に興味がある海外からの客もいたという。
磯部さんは「これからは新たな挑戦もしていきたい。手仕事の器の良さをもっと多くの人に知ってもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。緊急事態宣言中は18時まで。