カレー店「おかんカレー coccinelle(コクシネル)」(大阪市中央区道修町3)が2月4日、大阪・道修町にオープンして1周年を迎えた。
カレーメニューはチキンカレー1種類で、毎日20食限定で提供する(大800円・中700円・小600円)。店舗面積は7坪、席数は8席。
店主の蓮田いずみさんは、店名には「家庭で母親が作るような安心できる味」という気持ちを込めていると説明する。レシピは母親が営んでいたカレー店のものを受け継ぎ、鶏ガラをたっぷり使ってスープを取っていると明かす。カレーに仕上げた後は、一晩寝かせて「家庭で食べるような味」に整えて提供しているという。
ドリンクは、カレーを注文した人にコーヒー・紅茶を200円で提供する。コーヒーは南船場にあるカフェ「ビー・ポートランド・コーヒーロースタリー」の豆を使う。娘が同社でデザイナーをしているといい、豆は店のカレーに合うよう特別に焙煎(ばいせん)してもらっているという。
蓮田さんは一年を振り返り「コロナで始まり、コロナに振り回された一年だった」と漏らす。現在、緊急事態宣言を受けディナー営業は自粛。「このエリアの人情味あふれるお客さまに支えられてやってこられた。通常営業に戻った時、常連さんの顔をまた見ることができたら」と期待を寄せる。
営業時間11時30分~14時、18時30分~21時30分(緊急事態宣言中はランチ営業のみ)。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として、キッチンとカウンターに間仕切りを作り、密を避けた配席や定期的な消毒・換気などを行う。