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大阪・堺筋本町に焼き芋店 芋は3種類、クレタ島の植木鉢使い焼き上げる

田坂社長。店舗は本町通りに面して立地する

田坂社長。店舗は本町通りに面して立地する

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 焼き芋店「あかがね焼き芋 ラ・コルデ(la corde)」(大阪市中央区本町橋2、TEL 06-6949-0163)が12月1日、大阪・堺筋本町にオープンした。

焼き芋を使ったスイーツ「おいもブリュレ」

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 経営はウェブシステム開発などを手掛ける「キューボック」(大阪市中央区)。田坂敏章社長が約1年前から「焼き芋にはまった」ことが同店のオープンにつながったという。店舗面積は13坪、席数は15席。

 焼き芋は現在、安納芋、紅はるか、シルクスイートの3種類を提供(各S300円・M450円・L600円)。テークアウトできるほか、イートインにも対応する。店内ではさつまいもを使ったスイーツやドリンクもそろえる。

 同店の焼き芋は、店頭で壺を使って焼き上げる。壺は田坂社長がギリシャ・クレタ島から取り寄せた植木鉢で、焼き芋作り用にアレンジしたもの。壺の中に炭火を入れたしちりんを置き、銅製のホルダーに芋を入れてつり下げて焼き上げる。店名は「銅」を「あかがね」と読むことが由来になっているという。

 田坂社長は「最初はネットで焼き芋機を買って焼き、周囲に振る舞っていた。次第に評判になって、『店を出したら』と言われるようになったことが出店のきっかけ」と笑顔を見せる。

 同社では学校や病院の給食向けに献立制作のソフトウエア開発も手掛け、社内には栄養士のスタッフもいるという。「おいしいことはもちろん、栄養士のノウハウを店舗運営に反映させ、お客様の健康もサポートできたら」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~19時。

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