新型コロナウイルスの感染拡大にともなう1人一律10万円の給付にあたり、大阪市・中央区役所も住所変更などの手続きで混雑した。
給付金を受け取るには、オンラインで手続きをするか申請書の郵送が必要。申請書は4月27日時点の住民登録がある住所に送られるため、住所変更などの手続きする人で区役所は混み合った。
区役所内では入り口の案内窓口で列を作る来場者が、ソーシャルディスタンスを保てるよう床に印を表示。待合席は席の間隔が広く開けられ、手続き窓口はビニールカーテンを設置してウイルス防止対策をしている。
待合室にある呼び出し番号を表示するモニターは、ロビーでも見られるように別モニターを設置。混雑する窓口前で待たずに済むことから、「密」を避けて広いロビーで待ってほしいとスタッフが来場者に声掛けする場面も見られた。