「BLACK FRIDAY MIDNIGHT SALE 60」が11月23日0時、大阪本町にあるビーズソファ販売店「Yogibo Store 御堂筋本町店」(大阪市中央区瓦町3、TEL:06-4400-7593)で開催された。
通常は営業していない深夜0時~1時の1時間だけ行う、同店では過去最大の割引率という最大60%引きの商品も用意した同イベント。0時からの販売に対して、一番初めの客は前日17時前に並び始めた。想定よりも早い時間帯での行列が見込まれたため、同店では急きょ防寒対策用クッションの貸し出しを行った。同店では200人の行列を予想していたというが、0時時点で約350人が並んだ。
列に並んだ近隣に住む24歳の女性は「家のポストにチラシが入っていたので並んだ。狙いは『yogibo Max』のキャメル色」と話す。
オープン直前にはテレビ画面を使ったカウントダウンが行われ、オープンと同時に入店する客と店員のハイタッチが起こるなどの盛り上がりを見せた。深夜のビジネス街では普段見られないにぎわいを見せ、通りがかった人が何の行列か店員にたずねる一幕も見られた。
広報スタッフの稲村いつみさんは「ブラックフライデーは米国などで開催されているイベントで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日金曜日を指す。早朝から多くの商店が大安売りを行い、開店前からの行列やショッピングセンターが大混乱する現象が有名。売り上げが黒字に転じることから『ブラックフライデー』と呼ばれ、米国では年末商戦の初日かつ最大の山場となる重要な日」と話す。
「本国の熱狂を日本に届けるべく、深夜の60分間限定セールとして企画した。60分間の時間制限によりユーザー参加型のイベントとして盛り上がると考えた。多くのお客さまから事前に問い合わせをいただくなど反響も大きかったので、来年以降もブラックフライデーのイベントを検討していきたい」とも。