肥後橋にラーメン店「鶏soba 座銀（座銀）」（大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6447-5661）がオープンして1カ月がたった。

看板メニューの「鶏soba」ごぼうの素揚げに女性客から歓声があがる

　同店のコンセプトは「上質」で、割烹（かっぽう）をイメージした店舗デザインが特徴。飲食店が多数軒を連ねるエリアで、男性ビジネスマンのみならず女性や年配客も頻繁に訪れ、夜の営業時間帯に再訪する客もいるなど客足を順調に伸ばしている。

　店内は落ち着いた空間にまとめ、カウンター12席を用意。厨房（ちゅうぼう）スタッフは白い上着にネクタイを締めるなど、通常のラーメン店とは異なる雰囲気を演出する。濃厚なのに油分少なめが特徴の鷄そばと落ち着いた外観に引かれた女性客が訪れ、開店当初からかいわいの顧客を獲得。昼時は最大7回転、行列のできる日も少なくはないという。

　昼のメニューは定番の「鶏soba」（並800円、大900円）と鶏脂仕立ての炊き込みご飯「鶏込みご飯」（小150円、中200円、大250円）をセットで注文する客が多数を占める。セットでの注文は100引き。

　夜は、薫製した味玉子やたくあん、鶏皮の空揚げ、メンマの天ぷらなど日替わりで提供されるトッピングの「贅沢（ぜいたく）」（300円）をさかなにゆっくり食事をする客も目立つ。

　夏はだし氷が入った「淡麗・鷄ソルト」（限定10食、800円）など、月替わりで新メニューを投入していく予定だという。

　営業時間は11時～15時、18時～23時。日曜・祝日定休。