本町の起業支援スペース「立志庵」、本年度第2期生の入居者募集

立志庵スペース全体(手前がフリースペース、奥は専用ブース)

立志庵スペース全体(手前がフリースペース、奥は専用ブース)

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 大阪産業創造館(大阪市中央区本町1)にある起業支援スペース「立志庵(りっしあん)」が現在、2014年度第2期生となる入居者を募集している。

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 2002年に開設された「立志庵」は、起業を目指す人々が準備を行うための創業準備オフィス。専門家からのアドバイスを必要とする人や、経営者としての知識を必要とする人、起業家と知り合って問題解決を図りたい人など、おのおのの目的を持つ人々が利用している。

 立志庵には起業を支援するための豊富なサポートメニューがあり、経営に必要な知識を得る講義や、ワークショップによるビジネスプランのブラッシュアップ、専門家によるアドバイスなど、必要となるノウハウや支援がさまざまな形で提供されている。また、立志庵を利用することで入居者同士や卒業生との交流が生まれ、コミュニケーションによって新たなビジネスアイデアやヒントを得ることにつながるという。

 スペース内は、サイドパネルで区切られた専用ブースや専用ロッカーが1人1ブースごとに提供され、コピー機・プリンター・ファクス・無料のインターネット環境も整っている。フリースペースやミーティングスペースも設置されており、それらの空間・設備が月額1万3,650円で24時間利用することができる。

 今年4月末時点で利用者は累計523人に上り、うち68.4%の353人が利用終了時点で起業拠点の展開を完了している。同事務局の長川さんは「入居期間の6カ月間だけではなく、退居後も出会いの場の提供やセミナーの情報提供など、継続的にサポートを続けていきたい」と話す。

 募集は5月30日まで。入居期間は7月15日から最長6カ月。

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