大阪・本町にある日本酒メインの和食店「日本酒餐(ざん)昧うつつよ」(大阪市中央区本町3、TEL 06-6281-8322)が5月24日、オープン5周年を迎える。
フランス料理店で腕を振るった経験を持つ店主の藤井章弘さんは「自分の店舗を持つなら和食にしようと決めていた」と話す。知人に勧められてたしなむようになった日本酒にほれ込み、日本酒メインの和食店をオープンした。店舗面積は22坪。席数は24席。全席禁煙。
60~70種類の日本酒を取りそろえる同店。食前のビールを除き、日本酒以外の酒やソフトドリンクは取り扱っていないため、「日本酒が飲めない場合は入店を断っている」という。
料理メニューは仕入れや季節によって日替わりで提供し、藤井さんの故郷である香川県の食材を使った郷土料理が登場する日もある。「日本酒は、客の好みや料理に合わせて提案することが多い」と藤井さん。
「5年目を迎え、オープン当時よりも『日本酒を深く楽しみたい』という人が増えたと感じる」とも。日本酒関係のイベントに出店を依頼される機会も増えているという。
同店では、5周年を記念したイベントを2回に分けて開く。5月23日・24日は、「5」の付く物を持参した来店客に日本酒1杯を振る舞うほか、自家熟成させた日本酒の解禁、じゃんけん大会などを行う。
同28日は、漫才とアコースティックライブを鑑賞する食事会を開く。参加費は、1人=7,000円(日本酒飲み放題付き)。
営業時間は17時30分~23時30分。日曜定休。