食べる 見る・遊ぶ 暮らす・働く

大阪・期間限定の「ご来光カフェ」10年目 生駒山からの朝日を望む

水上カフェから見たご来光とクルーズ船

水上カフェから見たご来光とクルーズ船

  • 0

  •  

 大阪水上バス淀屋橋港(大阪市中央区北浜3)桟橋上に現在、「ご来光カフェ」が期間限定オープンしている。

夜明け前の土佐堀川

[広告]

 奈良県生駒市と大阪府東大阪市の県境にある生駒山から昇る朝日を、土佐堀川の桟橋からオフィス街のビル群に遮られることなく拝めるのは、年2回、春と秋のわずかな期間だけだという。毎年秋の同期間中には、NPO法人「もうひとつの旅クラブ」が水上カフェを企画・運営。2006年の初開催から、今年で10年目を迎えた。

 昨年は期間中に702人が来店し、都心で見るご来光に歓声を上げた。生駒山からの日の出時間は6時過ぎ~6時10分頃、日々変わっていく。

 カフェメニューを楽しみながら朝日を眺めることができる同カフェでは、NPOのメンバーやボランティアスタッフが交代でコーヒーを淹れる。メニューは、コーヒー、紅茶、抹茶(以上、各400円)の各種ドリンクのほか、スコーン、シナモンアップルトースト「ポンヌフ」、トマトソース・チーズ・バジルをのせたバゲット「パレルモ」(以上、各200円)のフードも用意する。今年は「ナッツキッチン・スタジオアンドカフェ」(大阪市中央区谷町7)のパンもメニューに加わった。日の出の瞬間には、カメラやスマートフォン撮影にいそしむ客でにぎわいを見せる。

 期間中、淀屋橋港から毎日運航する小型クルーズ船による「ご来光クルーズ」。5時50分に同港を出発し、10年目の今年は特別ルートで運航する。参加費は1,000円(ワンドリンク付き)、当日参加可。

 「近年ではSNSで情報を見ての来店が増えてきている。日によっては多くのお客さまが来られるが、皆さんに気持ちよく朝日をご覧いただければ」と同NPO理事の岩田さん。水上カフェもクルーズも地上より涼しいため、風を防ぐ服装の持参も呼び掛ける。

 営業時間は5時30分~8時30分。雨天休業。休業時は、当日5時までにホームページで告知する。10月8日まで。

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース