大阪本町のポルトガル料理店「Lisboa TASCA PORTUGUESA（リジュボア・タシュカ・ポルトゲーザ）」（大阪市中央区本町4、TEL 06-7494-9592）が店舗の改装工事を終えリニューアルオープンして1カ月がたった。

月替りのおまかせメニュー「放牧豚の豚トロ炭火焼き」

　ポルトガル人シェフのジョゼ・ソーザ・ボテーリョさんと塩谷はづきさん夫妻が2010年11月にオープンした同店。改装前はカウンター8席のみだったが、テーブル8席を新たに増やし、店舗面積は6坪から9坪に。ワインセラーやキッチンを拡張し、より料理を提供しやすい環境を整えた。改装工事の一部はDIYが好きなジョゼさん自らも加わり、れんがの仕上げやカウンターを制作したという。

　ジョゼさんは「ポルトガル料理は素材の良さを生かした料理。日本人にも親しみやすい塩ベースの味わいで、米や海鮮を使った品も多い。豚を北海道から直送してもらったり、旬の食材を使ったりするなど素材にもこだわっている。日本の素材の良さを生かした、ここでしか味わえないポルトガル料理をポルトガルワインと共に楽しんでもらいたい」と話す。

　メニューは「月替りおまかせメニュー3品」（1,650円）、「月替りおまかせメニュー4品」（2,800円）、「月替りおまかせメニュー5品」（3,950円）、「目玉焼きおばあちゃん風」（350円）、「シャルクテリアの盛り合わせ」（850円）、「チョリソのフランベ100g」（950円）、「バカリャウのピューレグラタン」（1,050円）、「手作りのポルトガルパン"Mafra"」（300円）など。ドリンクは「ポルトガルビール」（600円）、「ジンジーニャ（さくらんぼのお酒）」（400円）のほか、グラスワイン（600円～）、ボトルワイン（1本＝3,500円～、以上税抜き）も。

　ジョゼさんは「近年ワインランキングでも上位を占めるなど、ポルトガルワインは世界的な評価が高まっている。将来はポルトガルワインの直接輸入や、ポルトガル人シェフを呼び寄せて、より一層ポルトガルの魅力を伝えられる店づくりをしたい」とも。

　営業時間は17時30分～24時。火曜・第1日曜定休。