居酒屋「炭之囲(すみのい) ためえもん」(大阪市西区靭本町1、TEL 06-6476-8160)が11月27日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は15坪で、席数は18席。経営は大阪や京都に焼き肉店「一笑」を展開する「ゼンショウ」(同)。店内はカウンター席のみで、客の目の前で肉や魚介、野菜を炭火で焼いて提供する。同社がこれまでに展開してきた業態は焼き肉店のみで、新店は初めて手がける別業態という。店長の小野晃裕さんは「博多(福岡県)でこのスタイルで営業する店から着想を得た。近くにある当社系列店とその店につながりがあることからモデル店舗にさせてもらった」と明かす。
提供する牛肉は黒毛和牛で、鶏肉は鹿児島の銘柄鶏・知覧鶏。野菜は淡路島や徳島産の地野菜で、季節ごとに変えるという。「キンキの開き(2,280円)やシシャモ(480円)の干物もお薦め。いずれも北海道の羅臼から取り寄せており、魚の品質が良くておいしい」と胸を張る。
ドリンクは日本酒(550円~)と焼酎(600円~)に力を入れ、常時7種類ずつをそろえる。「時期によってお薦めの銘柄を入れ替えている。日本酒なら今は秋の新酒を入れているので試してほしい」と小野さん。来店客は近隣住人・会社員が中心という。「一笑の本店がすぐ近くにあり地域になじんでいる。同店と同じようにこの店も認知を広げ、愛される店にしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時~24時。