飲食店「~想(おも)いをいただく食堂~OKAWARI」(大阪市中央区淡路町4、TEL 06-6227-8874)が12月5日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は15坪で、席数は18席。店主の山下陽さんは大阪に本社がある焼き鳥居酒屋チェーンに約20年勤務していたという。役員などを歴任した後に独立して同店を開き、沖縄で約1年営業した後に本町に移転した。店のコンセプトは「体にいいものを提供したい」で、こうじを使ったメニューをそろえる。
ランチは4種類で、メインにご飯とみそ汁、副菜4品が付く。ご飯は発芽玄米と白米から選んでもらう。人気は「醤油麹(しょうゆこうじ)チキン定食」(1,200円)と「カレー麹チキン定食」(1,500円)という。「こうじは甘酒にして砂糖の代わりとして使っている。鶏胸肉に使うしょうゆこうじ、もも肉に使うカレーこうじはオリジナル。食材を漬け込んで焼いている」と説明する。
夜はキーマカレー(1,200円)や豚のみそ焼き丼(800円)などのご飯もののほか一品料理をそろえる。一品は黒酢だれをかけた鶏ハム(700円)がお薦めという。
「お客さまは圧倒的に女性が多く、ランチタイムはカウンター12席が全員女性のこともある」と山下さん。「腸内環境を整えるとされるこうじは、食材の保存にも使えるためフードロス削減にもつながる。本町で認知を広げ、いずれはチェーン展開できたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。日曜・祝日定休。