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2021年7月に南森町にオープンした同店。店主の島田雄三さんは京都・東京・兵庫のホテルやレストラン、ワインバルで勤務した後に独立した。店は妻の理央さんの2人で切り盛りする。移転後の店舗面積は9坪、席数は12席。
料理は定番メニューと季節メニューを用意する。初めての客には、店の味を知ってもらうために前菜の盛り合わせ(1,200円)を薦めている。定番メニューではオーブン焼きの特大マッシュルーム(1,100円)が前店時代からファンが多いー品。季節メニューでは、今の季節はベニズワイガニのグラタン(2,200円)が人気という。雄三さんは「3分の1ほど食べた後にカニのだしを足すメニューで、バゲットですくってシチューのように食べるスタイルが好評」と胸を張る。
ワインはフランス産を中心にそろえ、グラスワイン(800円~)はシャンパーニュを含め常時8種類ほど用意している。「冬は赤が多め、夏は白やロゼを増やすなど季節にも合わせている」(理央さん)とも。
「コミュニティとなる場所」が店のコンセプト。雄三さんは「楽しんでパッと明るくなってほしいという思いを店名に込めた。本町でも愛される店にできたら」と意欲を見せる。
 営業時間は17時~24時。火曜・第1日曜定休。