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大阪・本町に「四国の酒場」 メニュー刷新、生産者とタッグ組み名物提供

店頭にはわら焼き台を設置してカツオなどを焼く

店頭にはわら焼き台を設置してカツオなどを焼く

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 居酒屋「四国の酒場 本町店」(大阪市中央区備後町3、TEL 06-6209-3610)が10月22日、リニューアルオープンした。

分厚く切ったカツオのわら焼き

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 経営は飲食店を全国展開するBrand Bank Company(東京都新宿区)。同ブランドは肥後橋にもあり、「四国酒場」として営業していた。広報担当の信濃未樹さんはリニューアルの背景について、「以前も四国の名物郷土料理を提供する居酒屋だったが、高知や愛媛の生産者と提携できたことから、メニューを見直すなどしてリブランディングした」と明かす。席数は100席。

 メニューの目玉は愛媛県愛南町産のカツオ、高知・宿毛湾で養殖するブランドブリとマダイ、希少品種のスダチ「直七」という。「カツオは水揚げされたその日のうちに市場に出るため『日帰りカツオ』と呼ばれ鮮度抜群。ブリは脂乗りがよく上品なうまみがある。マダイは最新の給餌システムで育てており、味がいいだけでなく環境にも配慮している。直七は香りが爽やか」と説明する。店頭にはわら焼き台を設置し、カツオ(649円~)やブリのわら焼き(869円~)を提供する。

 今後は東京・関東エリアの進出も視野に入れているという。「関西は四国出身の人が多いが、出身者にも納得してもらえるクオリティと自負している。リニューアルしたメニューを多くの人に楽しんでもらえたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時~23時。土曜・日曜・祝日定休。

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