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大阪本町に日本茶バー「結音茶舗」-気鋭アーティスト作品の月替わり展示も

ほうじ茶ラテを手に持つ店主の山岡さん

ほうじ茶ラテを手に持つ店主の山岡さん

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 大阪・本町の日本茶バー「結音茶舗(ゆいおんちゃほ)」(大阪市中央区久太郎町3、TEL 06-4963-3120)が移転オープンして半年がたった。

煎茶とお茶菓子

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 2013年から北浜で会員制・完全予約制のバーとして営業してきた同店。作品展示や音楽ライブなど、アートをより楽しめる空間を目指し現在地へ移転した。店舗面積は15坪。席数は21席。

 店主の山岡勇祐さんはバーテンダーとして働いていた際、日本茶を使ったカクテルを扱うバーを作りたいと日本茶をリサーチするうち、その魅力に取りつかれていったという。

 「初めて本格的な日本茶を飲んだ時に、みそ汁のような濃い味わいに衝撃を受け、もっといろんな人にこの魅力を知ってほしいと感じた。高級料亭でもなかなか取り扱わない上質な宇治茶を、気軽に楽しんでもらえれば」と山岡さん。

 日本茶はスタッフが淹れ方をレクチャーし、お客が自ら淹れるスタイル。3~5煎まで楽しめ、カクテルにアレンジも可能。最後はお浸しとして食べられる。茶葉は宇治から取り寄せた約20種類を提供用意し、「湊」「中井」「森口」といった生産者の名前から選べる。

 メニューは、「煎茶」(800円~)、「雁ヶ音(かりがね)」(800円~)、「ほうじ茶」(600円)、「玉露」(1,300円~)、「抹茶ラテ」(900円~)、「日本茶カクテル」(900円~)のほか、「鯛めし」(900円)、「湯豆腐」(1,200円)、「お茶漬け」(600円~)、「日本茶アイスクリーム」(500円)、「茶菓子」(300円)といったフードメニューも。

 写真やイラストレーションなど、アート作品展示も行う同店では、月替わりの展示スケジュールが既に11月まで決定しているという。山岡さんは「ギャラリーとしても気軽に足を運んでもらえれば。新たなアーティストの展示も募っていきたい。自分自身も音楽や映像を制作するので、インスピレーションを与えられる刺激的な空間づくりを心がけたい」とも。

 営業時間は、喫茶=11時~17時、バータイム=18時~25時。チャージ料金は800円。

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