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大阪・北御堂で新年カウントダウン-西本願寺のともしびが参拝者迎える

昨年の北御堂の「除夜の鐘の集い」の様子

昨年の北御堂の「除夜の鐘の集い」の様子

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 大阪・本町の北御堂(大阪市中央区本町4、TEL 06-6261-6796)で12月31日、「除夜の鐘の集い」が開かれる。

階段で煌めく灯篭

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 北御堂は西本願寺(京都府京都市)の別院。同寺には、阿弥陀仏の知恵と慈悲、仏の働きを表すものとして、24時間365日消えることのない「常灯明(じょうとうみょう)」がともっている。大みそかには、歴代宗主から脈々と受け継がれてきた同寺の灯火(とうか)を、参拝客から当日までに寄せられたメッセージやキャンドルに分灯し、北御堂の大階段に飾る。荘厳な寺院が美しく輝く様子を見ることができる。

 23時からは、雅楽の音色が響き渡る中、今年最後の勤行(ごんぎょう)が始まり、23時45分から除夜の鐘を突き始める。除夜の鐘は多くの寺で、人間の煩悩の数と同じ数、あるいは1年や四苦八苦を表すといわれる数である108回突かれているが、人の煩悩は108に限らないということもあり、同寺では参拝者全員が鐘を突けるという。先着1000人に鐘つき整理券と記念品を配るほか、鐘を突いた人の先着500人に「年越しそば」の引換券を配布する。

 新しい年が明けた1月1日朝6時は、1年の最初の勤行である「元旦会(がんたんえ)」を行い、「ご洗盃」(乾杯)も。参拝者に、「下がり藤」紋入り盃を進呈する。

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