大阪堺筋沿いに11月19日、和菓子のきんつばの店「大阪名代 出入橋きんつば屋北浜」（大阪市中央区平野町2、TEL 06-6227-1177）がオープンした。

甘さ控え目のきんつば

　創業1930（昭和5）年の老舗「出入橋きんつば屋」がのれん分けした同店。長く出入橋の本店で働いていた白石さんが店主を務める。店舗面積は13坪で、イートイン8席を設ける。

　作り方や味は全て本店と同じ。薄く焦げ目のついた皮は厚くなく、もちっとして、こし餡（あん）に近い粒餡はやさしい味で、小豆の風味もある。「北浜は出入橋と同じようにオフィス街で、ちょっとした和菓子の手土産も喜ばれる。甘さ控え目なので、ぜひ味わっていただければ」と白石さん。

　「きんつば」は1個100円で、詰め合わせは10個から。「あべかわ餅」「いそべ焼」「ぜんざい」「白餅」などもそろえる。オープン当日から大勢のファンが詰めかけているという。「きんつばは日持ちしないこともあるが、できるだけその日に味わっていただければ」とも。

　営業時間は10時～18時（土曜は16時まで）。日曜・祝日定休。