会社員や学生、起業家が集まり、実践的な起業体験を行うイベント「Startup Weekend Osaka」が11月14日~16日、本町の大雅ビル(大阪市中央区備後町3)で開催される。主催は中央会計とオオサカンスペース、バドーゾの3社。
世界172都市以上で開催されている「Startup Weekend」は、金曜夜から日曜までの54時間をかけてチームで起業にチャレンジするイベント。参加者の半数以上がアイデアを持ち寄り、興味があるアイデアに投票しチームを組む。その場で出会ったメンバーで構成されるチームが一丸となり、それぞれの得意分野を生かし、実現に向け実際にビジネスの構築、検証、顧客開発と実践的に起業を体験する。
審査員は高畑哲平さん(KDDIウェブコミュニケーションズ副社長)、小松利彰さん(メカゴリラ取締役CTO)、藪ノ賢次さん(クックビズ社長)。ビジネスの実現可能性や成果物を基に、それぞれの得意分野である経営的な視点や技術的な視点から審査する。
優勝者は「Champions Track」と呼ばれる世界戦への挑戦権が得られる。90秒の動画をイベント終了後48時間以内に登録し、11月26日から始まる投票で一定数の支持を集めた上位12チームには次の舞台が用意される。
過去には、日替わりランチの内容を気軽に知ることができる「日替わりランチドットコム」、たんすに眠る着物を海外に提供する「フリクル」、就業体験の評価を見える化する「リクメンド」などが優勝した。
コーチの辛島政勇さんは「起業する前に知っていた方がいいことは多い、それらを実践的に学べるこのイベントにも気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
参加費は7,500円(7食付き)。申し込み締め切りは11月13日18時30分。