靭公園内にある靭テニスセンター(大阪市西区西本町2)で10月20日、「大阪市長杯2014 世界スーパージュニアテニス選手権大会」が開幕する。
同大会は1978年から毎年10月に行われており、1996年から「大阪市長杯」と冠するようになった。18歳以下のITF(国際テニス連盟)世界ジュニアランキング上位の選手が、トーナメント形式で試合を行う。
過去には、松岡修造選手が1985年に男子ダブルス優勝、杉山愛選手が1991年に女子シングルス優勝、10月4日から同テニスセンターで開かれる「JAPAN WOMEN'S OPEN TENNIS 2014(ジャパン女子オープンテニス)」に出場する奈良くるみ選手が、2007年に女子シングルスで優勝している。
2005年開催の同大会には、2014年全米オープンの男子シングルス決勝で対戦した錦織圭選手とマリン・チリッチ選手が出場。錦織選手は男子シングルス、男子ダブルスで準決勝まで進出した。
同テニスセンター利用者の30代女性は、「将来、錦織選手のようにグランドスラムで活躍する日本人選手が出てくるかもしれない。若い世代のテニス人口が増えて、日本のテニスがもっと盛り上がるとうれしい」と期待を寄せる。
試合日程は、予選=10月18日~19日、本戦=10月20日~26日。