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淀屋橋の居酒屋が離島を応援 特産品使うメニュー40種提供、交流会も

オープニングセレモニーのマグロ解体ショー

オープニングセレモニーのマグロ解体ショー

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 大阪・淀屋橋の「海鮮居酒屋 遊魚(ゆうぎょ)」(大阪市中央区北浜4、TEL 06-6222-7210)で1月22日、「国境離島グルメフェア」が始まった。

フェア開催中の「海鮮居酒屋 遊魚」

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 地方の鮮魚や特産品を使った料理を提供する同店。店主の高橋浪男さんが、内閣府の「日本の国境に行こう!!」プロジェクト主旨に賛同したことがきっかけで、今回の開催が実現した。同フェアを民間主導で実施するのは初めて。

 島根・隠岐諸島や北海道・奥尻島など、全国に15地域・71島ある特定有人国境離島地域の食材を使ったメニューを期間限定で提供し、離島の地域活性化を応援する同フェア。オープニングセレモニーでは、重さ25キロの壱岐産マグロと15キロの佐渡産ブリを解体し、店内は大いに賑(にぎ)わった。

 フェア期間中は通常メニューに加え、「離島天然お造り盛り」(5種、2,800円)、「隠岐諸島白バイ貝焼物」(500円)、「八丈島くさやチーズ焼」(780円)などの、離島食材を使った新メニュー約40種類を日替わりで提供する。客の反応が良いメニューは、期間終了後も提供を続けるという。

 同フェア開催を支援する一般社団法人グリーンカラーの福島征二さんは「一時的なイベントに終わらせず、産地との継続的な取引まで実現して初めて、離島の産業を本当に応援できると考えている。店主の高橋さんも含め、その思いが強い」と今回の狙いを話す。

 「最終日には生産者との交流会も開く。全国にある離島の美味しい食べ物を知り、人と交わることで、遊びに行ってみたい、住んでみたい島を見つけてもらえたら」とも。

 営業時間は、11時~14時30分、17時~22時。同フェアは27日まで。27日18時からの交流会のみ要事前予約。

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