食べる 暮らす・働く

大阪・本町にラーメン店「田中の中華そば」 窓設けず、プライバシーに配慮

店の前に立つ店主の田中大地さん

店の前に立つ店主の田中大地さん

  • 67

  •  

 大阪・本町に1月11日、ラーメン店「田中の中華そば」(大阪市西区靱本町1)がオープンした。

徳島県産若鶏のスープを使う「中華そば」

[広告]

 「大切な人を連れて行きたくなるラーメン店」がコンセプトの同店。店主の田中大地さんは「塩元帥」(大阪市北区)などのラーメン店で約3年間の修業後独立した。「世代を問わず、毎日でも食べてもらえるような昔ながらのしょうゆラーメンを目指し、味作りをしている」という。

 店内には窓がなく、外から客の姿が見えないような作りになっている。田中さんは「修業中のラーメン店で『食べているところを人に見られたくない』といった女性客などの意見を聞き、外から見えないことで落ち着いて食べられる店にしようと思った」と話す。

 メニューは、徳島県産若鶏のスープを使う「中華そば」と、しじみスープを使う「貝そば」(以上800円)を用意する。麺は、どちらも「麺屋 棣鄂(ていがく)」(京都市)製の麺を使う。田中さんは「小麦粉はパスタなどに使われるオーストラリア産の『プライムハード』を使い、モチモチとした食感。中太ストレートで、ふすま入りなので独特の風味もある」と話す。

 チャーシューにはイタリアの豚肉「ドルチェ・ポルコ」の肩ロースを使う。「脂少なめのあっさりした肉を、低温調理で仕上げている」と田中さん。「チャーシュー盛り合わせ」(500円)のチャーシューは、ラーメンのトッピングに使うものと厚みを変え、単品で食べやすくしているという。

 ドリンクメニューは、「サッポロラガービール」(500円)、新潟県魚沼の酒蔵で作られた「八海山泉ビール」(800円)を用意する。

 田中さんは「SNSやブログなどの口コミから既に多くの人に来店いただいている。来ていただいたお客さんとスタッフを大切に、長く店を続けていきたい」と意気込む。

 営業時間は、11時~15時、18時~22時(日曜・祝日は昼のみ営業、売り切れ次第終了)。月曜定休。

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース