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大阪・船場で旧家のひな飾り公開 「ひなめぐり」用に着物レンタルも

少彦名神社に展示する別所家のひな人形(写真提供=船場博覧会実行委員会)

少彦名神社に展示する別所家のひな人形(写真提供=船場博覧会実行委員会)

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 淀屋橋、北浜、本町の大阪・北船場エリア一帯で2月28日、ひな祭りイベント「船場のおひなまつり2017」が始まる。主催は船場博覧会実行委員会。

実写版「五人ばやし」による太鼓や笛の演奏(過去開催の様子)

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 船場の旧家に代々伝わるひな飾りを特別公開する同イベントは今年で3回目。期間中、老舗料亭の「吉兆」(大阪市中央区高麗橋2)や「花外楼」(北浜1)が、松花堂弁当を販売するほか、実写版「五人ばやし」が太鼓や笛の演奏を行うなど、エリア一帯でひな祭りムードを盛り上げる。

 特別公開するのは、新井家、尾嵜家、芝川家、鷹岡家、別所家、生駒家など7家のひな飾り。登録有形文化財の伏見ビル(伏見町2)、芝川ビル(伏見町3)、生駒ビルヂング(平野町2)、少彦名神社(道修町2)など、点在する7会場で展示する。

 今年は新たな試みとして、着物体験施設「和爽美」(船場中央4)と提携し、着物レンタルも行う。レンタル料金は4時間=2,000円(着付け代込み、受付時間=10時~18時30分)、3月4日まで。

 同実行委員の川嵜千代さんは「昨年、着物で『ひなめぐり』をする方がいて、街がとても華やいだ雰囲気になった。今年はもっと着物の方が増えればと思い企画した。歴史ある船場の街を、着物で歩いてもらえれば」と呼び掛ける。

 ひな飾りの公開時間は会場により異なる。3月5日まで。

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