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大阪・期間限定の「ご来光カフェ」 天候に泣かされるもクルーズは盛況

朝焼けで期待されたが、この後は雲で遮られた

朝焼けで期待されたが、この後は雲で遮られた

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 大阪水上バス淀屋橋港(大阪市中央区北浜3)桟橋上の「ご来光カフェ」が12年目の開催を迎えた。期間中は、生駒山からのぼる朝日がビルに遮られることなく、土佐堀川から望める。

開催初日のご来光とクルーズ船

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 「ご来光カフェ」はNPO法人「もうひとつの旅クラブ」がカフェと水上クルーズを企画・運営。交代でボランティアスタッフが協力する。昨年は期間中に590人が来店した。

 今年は10月1日の初日にご来光を拝めたものの、その後は雨や曇天が続いている。NPO理事の岩田尚樹さんは「曇りの予報のはずがタイミングよく雲が切れるかと思えば、その逆も。天気予報だけでは予測できない難しさがある」と話す。

 今年はこれまで設備を借りていたカフェが閉店しており、準備に奔走したという。スタッフの西田桂子さんは「冷蔵庫やレンジをスタッフが持ち寄り、ガスの引き直しも必要だった。お皿やお盆がないことが分かり、開店前日に買いに走った」と話す。

 ご来光を見るための5時50分出発「スペシャルご来光クルーズ」には早朝から行列ができている。乗船料は1,000円(ワンドリンク付き)。ほかに6時30分、7時出発の便も。取材日に一番乗りした20代女性4人組は、4時20分に来店。電車が走っていない時間帯のため、門真市や豊中市から自転車で来た人もいた。

 同カフェのメニューは、コーヒー、紅茶(以上、各400円)などのドリンクのほか、軽食を用意。桟橋の水上カフェではそれらを楽しみながら、ご来光を待つことができる。

 営業時間は5時30分~8時30分。雨天中止の場合は、当日5時までにホームページで知らせる。今月8日まで。

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