大阪・肥後橋のイタリア料理店「ヴェントゥーノ」（大阪市西区京町堀1、TEL 06-7663-7114）が6月、オープンから3カ月を迎えた。

料理に使う契約農園の野菜を紹介するコーナー

　オーナーシェフの田中俊行さんは、大阪・神戸・京都のイタリア料理店で15年にわたりシェフを務めてきた。本場イタリアでも勉強した経験を持つ。

　オフィス街で出店を考えていたところ、靱公園に近い現在の店舗に巡り会ったという。店舗面積は13坪。席数は、テーブル席16席、カウンター席7席。

　客層は、平日は会社員、週末は近隣の住民やファミリー層が多いという。

　使う野菜は京都を中心とした契約農家から仕入れている。豆乳を使ったソースで食べる「農園野菜のバーニャカウダ 音吹畑の恵み」（890円）は、「1テーブルに1皿は注文が入る人気メニュー」だという。

　田中さんは「一般にイタリアンというとコース料理が主流だが、アラカルト中心のメニューで気軽に利用してもらえる店を目指す。好きなものを好きなだけ楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時、ディナー＝18時～23時。