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堺筋本町のカレー店が5周年 シェリー酒仕込みで8種類用意、3月に新店も

入り口に立つ店主の神野博幸さん

入り口に立つ店主の神野博幸さん

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 カレー店「Sherrycurry(シェリーカレー)」(大阪市中央区瓦町2、TEL 090-8654-9336)が大阪・堺筋本町にオープンして5周年を迎えた。

200尾のエビから取っただしを使うシュリンプカレー

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 店舗面積は6坪、席数は8席。2018(平成30)年1月31日に開業し、現在は東京、和歌山、京都にフランチャイズ展開する。店主の神野博幸さんはカレーのネット販売や卸しなどの事業も手がける。

 昼はシェリー酒で仕込んだ8種類のカレーを提供する。200匹のエビから取っただしを使う「シュリンプカレー」(920円)は6割の客が注文するという。夜はスペインバルとして営業する。神野さんの地元・和歌山の漁港とつながりがあり、マグロは勝浦漁港から、季節限定の「牡蠣(かき)カレー」(1,200円)などに使うカキは浦神漁港の契約いかだのものを仕入れる。

 ネット販売では口コミも好評で、勝浦漁港の水産会社と開発したマグロのレトルトカレーは「新宮市のふるさと納税返礼品にも採用されている」と話す。近隣の飲食店で同店のルーを使ったメニューを開発・提供してもらう事例も増えているという。

 3月には内平野町に新店を開業予定。同店の業態について、神野さんは「長期の料理修業など、飲食店立ち上げの大変さを省いており、ワンオペでのフランチャイズ開店にぴったり」と力を込める。今後については「カレーを軸に、独立を目指す人や地域活性などに困っている人のサポートができたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、昼=11時30分~14時30分、夜=18時~22時。土曜は昼のみ営業。日曜・祝日定休。

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