レストラン「ピクニカ」（大阪市中央区久太郎町4、TEL 06-6252-2109）が11月、大阪・本町にオープンして3周年を迎えた。

看板メニューのローストビーフ

　店舗面積は約70坪で、席数は50席。「大阪エクセルホテル東急」の17階にあり、朝食・ランチ・ディナーを提供するオールデイダイニングとして営業する。

　同店のキャッチコピーは「ローストビーフと大阪産（もん）を味わう」。大阪産（もん）とは大阪府内で生産される農産物などの一次産品とそれらを使った加工品で、料理に積極的に取り入れる。泉州の地場野菜やなにわ黒牛などを使っているといい、料飲支配人の山野英俊さんは「河内鴨の生産者は、顔の見える関係で卸したいという意向から何度か現地まで足を運んだ」と明かす。

　ホテルは南御堂の山門の建物に入る。ランチでは南御堂とコラボした「南御堂カレー」（1,950円）を提供。「精進料理がベース。肉を使っていないが、焼いてみそを付けた厚揚げを添えていてボリュームがある」と説明する。「シーフードたっぷりの『濃厚海老（えび）だしナポリタン』（1,850円）が人気で一番よく出る」とも。

　「どの時間帯の食事も大阪に来て食べたいと思うものを組み込んでいる」と力を込める山野さん。朝食のブッフェでは串カツやとんぺい焼きも提供しているという。「高級食材からB級グルメまで幅広く用意している。近隣の人・宿泊客共に大阪のおいしい物を楽しんでもらいたい」と意欲を見せる。

　営業時間は、6時30分～9時30分、11時30分～14時、18時～20時。