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大阪・本町にオンライン会議専用の個室「ぼっちボックス」 各室に防音・換気設備

ぼっちボックス内の大崎さん

ぼっちボックス内の大崎さん

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 大阪・本町のオンライン会議専用の個室「ぼっちボックス」が4月22日、会員募集を開始した。

全3室、エアコン完備のぼっちボックス

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 同サービスは、本町のコワーキングスペース「オオサカンスペース」内に設置された一人用の防音会議室。運営は「Kaeru」(備後町3)。

 天井や壁もコントロールパネルをふんだんに使い、換気口も防音処理しているため、外部環境を気にせず集中することができるのが特徴。吸音パネルを設置し、音が響かない工夫を施し、防音のため部屋ごとにエアコン・換気扇を完備した。

 「Kaeru」の大崎弘子社長は「コロナ禍で、オンラインミーティングが増えているが、安心して集中できる場所がないことから『ぼっちボックス』のアイデアが生まれた。新しい設備を企画する苦労もあったが、『とにかく集中できる』『就活面談がうまくいった』とモニターの反応は予想以上によい」と笑顔を見せる。

 背景にはグリーンバックを備えており、Zoomなどのバーチャル背景にも対応している。オンラインミーティングだけではなく、オンライン登壇やセミナー動画収録などにも利用可能だという。

 テーブル幅はケーブルなど各種ツールを広げるのに適した幅140cm、法人向けの高速回線を契約し、通信の安定にも力を入れた。Wi-Fiはもちろん、有線LANも利用できる。

 料金形態は会員登録後、予約システムで事前予約制。月額3,300円で6時間まで利用無料。6時間以上は30分275円で利用できるという。一度だけの利用もできる。

 大崎さんは「ぼっちボックス利用前後にはオオサカンスペースが1時間無料で利用できる。ミーティングの準備や整理をする時間にコワーキングスペースでふと言葉を交わしたことがきっかけでビジネスのつながりが生まれるなどの、新しい日常を体感してほしい」と呼び掛ける。

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