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大阪・期間限定の「ご来光カフェ」 クルーズ船は今年で最後に

桟橋からご来光にカメラを向ける人々

桟橋からご来光にカメラを向ける人々

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 大阪水上バス淀屋橋港(大阪市中央区北浜3)桟橋上の期間限定「ご来光カフェ」が今年もスタートした。

ご来光を見るために出航するクルーズ船

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 「ご来光カフェ」はNPO法人「もうひとつの旅クラブ」が2006年から企画・運営。今年で13年目を迎える。昨年は期間中に570人が来店。土佐堀川の桟橋から生駒山に昇る朝日をビルに遮られることなく拝むことができるのは年2回、春と秋のわずかな期間で、毎年秋に開催される。今年は予定されていた10月1日の初日が台風24号のため延期され、2日からのオープンとなった。

 例年人気のクルーズは、船長引退のため今年が最後の運航となる。ご来光を見るための5時50分出発「スペシャルご来光クルーズ」は特別乗船料2,000円(ワンドリンク、オリジナルピンバッジ付き)。このほか、6時30分、7時出発の便も予定する。乗船料は1,000円(ワンドリンク付き)。

 ご来光を見に早朝から並ぶ客の中には、始発では間に合わないため電車を利用せずに来る人も。藤井寺市の女性、宮宇地さんは自宅を2時40分に出発、約2時間40分かけて走って来たという。

 今年は桟橋にカウンターを設置してスタンディングスペースを用意、テーブル席のスペースも広げた。理事の岩田尚樹さんは「今年でクルーズが終わるので、来年からは原点に戻り、桟橋からのご来光を楽しんでいただけるようにしたい」と話す。

 カフェでは、コーヒー、紅茶(以上400円)などのドリンクのほか、軽食を用意する。

 営業時間は5時30分~8時30分。雨天中止の場合は当日5時までにホームページで知らせる。今月8日まで。

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